実践理念
三つのお約束
地球っ子広場からの提言
「地球っ子広場」において、子どもたちの姿を見つめると、その背景にある現代社会の問題や歪みまでもが浮き彫りとなって表れてきます。それは同時に、五井平和財団が提唱する『生命憲章』に抵触する部分でもあります。 子どもの時代は二度と戻ってまいりません。その貴重な時間をよりよく過ごすためにも、子どもの生命(いのち)を輝かせるためにも、今一度現代の教育や社会について考察し、提言させて頂きたいと思います。
 
   

4 競争社会からの脱皮

 
「地球っ子広場」では子どもたちだけではなく、保護者の方からもご相談を受けることが多々あります。お話を伺って感じるのは、保護者もストレスを抱えているということです。

そしてその苦しさの原因のひとつには、自分のことを心から好きではない、自信が持てないということがあるようです。それは誤った価値観により、小さい頃から劣等感を植えつけられている、というところからきているのではないでしょうか。

保護者の方たちも「競争社会」を生きていました。他から比較さ
れ、他人よりよい大学、よい就職、と、周りからプレッシャーを与えられ続けてきたのです。その反動が、子どもをよい学校へ入れたいための塾、ブランド物を身につけるといった、物質の豊かさで心を満たす方向へ行ってしまうのだと思います。

物質偏重の社会、競争社会は既に限界を迎えつつあります。そのような社会は卒業して、心の豊かさに価値を置く社会を築いてまいりましょう。そんな社会を創ることが、ひいては子どもの心の豊かさ、生命の輝きにつながっていくのです。